自己まんぞくん。

私は自己中心的な人間です。
自分が満足する事を目的に生きているような気がします。
ですから、満足できないと不機嫌になり、首筋の辺りがぐわーっとなるのです。
そんな男だからクライミングにはまったような気がします。
岩をどのようなラインで登るのか、どうやって登るのか、いずれにしても自分の納得のいくスタイルで登る。
そんな自己満足的な部分に魅かれて、今まで登っているのかもしれません。
ただ満足する基準が低すぎてはダメです。
一人だったら妥協してしまいそうな所も、仙台でクライミングと愛を教えてくれた某塾の方々、その活動でクライミングに対する姿勢を示している某工業の人達、沖縄で一緒に登っている仲間がいるおかげでそれなりの基準を定める事ができていると勝手に思っています。
10月初めに予定されていた具志頭でのイベント。
結局はぽしゃってしまったのですが、自分は実験などで忙しく動けませんでした。
というより、それを言い訳に動かなかったというのが正しいでしょう。
少しでも力になる事ができたんじゃないかという後悔の念が残っています。
イベントは中止でもせめて浜の清掃だけは・・・と思っていたのですが、それすらも中止となり首筋がぐわーっとなったままでした。
そこで、昨日の事ですがゴミ袋片手に具志頭に行く事にしました。
到着したのは5時過ぎ。できることはわずかな事だし、一人でゴミを拾ったところで浜がきれいになるわけではないとはわかっているのですが、自分としては少しでも納得したかったのです。
時間もないので、チョックの下のゴミを拾う事にしました。
沖縄を思わせる金ちゃんヌードルカップや微笑ましいゴミもあったのですが、濡れたティッシュが大量にあったことには複雑な気分にさせられました。

ちゃっかり写真を撮っているのはイヤらしい気もしますが、ちょっとは首筋がスッキリしました。
もちろんこんなんで満足するわけはありません。
少しづつでいいから何かしていこうと柄にも無く真面目に考えてしまいました。