肉食。
年末年始と移動が多かったので、たまっていた本を何冊か片付けました。
その中でも、
- 作者: 鯖田豊之
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1966/01/01
- メディア: 新書
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日本とヨーロッパの思想の違いを食べ物から考えてみたとのことでした。
それによると、キリスト教では家畜は「人間が食べるために神が作られたもの」らしいです。
それに対して、仏教では人間も家畜も平等な関係にあるという考え方みたいです。
なので、ヨーロッパではいわゆる「輪廻転生」というのはないみたいですね。
私も日本生まれですので、なんとなくですが動物と人間は対等関係にあるという方に一票を投じます。
それで、欧米で家畜福祉が盛んなのは、動物は人間より下の立場だから守ってやるよ的な考えだからなのかなとチラッと思ってしまいました。
まあ、何にしても動物には愛を持って接する事が大切です。
自分も農場の豚の世話に行くときは気分を穏やかにして、ムツゴロウさんのように振舞うようにしています。
家畜福祉への配慮が重要視されてきているので、畜産界のムツゴロウさんとなれるように精進したいものです。