別れ。

kati-bow2008-01-30

今朝、最後の1頭の出荷がありました。
トラックに乗せるときにこの6ヶ月の出来事が走馬灯のように流れ、思わず涙しました。
苦しい事も多かったのですが、今はもういい思い出です。
そして、彼らから多くのことを学ばせてもらいました。
いろいろありますが、畜産が好きということを再認識させてくれたことが一番ですね。
自分が世話した豚たちが、屠畜され、肉となり、我々の体内に入るところまでみてきました。
畜産というのは、ただの肉を生産する産業ではなく、家畜の命をつなげ生かしていく産業だと考えています。
これから、数ヵ月後にはそんな世界に入っていくわけです。
当然、厳しく辛いことでしょう。
しかし、豚の命を背負っていくのが仕事だと思えば、こんなもやしボディでも何とかやっていけそうな気がします。
本当にありがとう。君達の事は忘れません。